柴田愛子の「現場の子ども学～保育に効くビタミン剤～」第２回：子ども同士のコミュニケーション〈動画約90分〉
「りんごの木子どもクラブ」代表の柴田愛子先生による連続オンライン講座の２回目です。愛子先生が一つひとつ考え、実践を積み重ね、現在の姿勢に至るまでのエピソードを、たくさんご紹介いただきます。
第２回のテーマは「子ども同士のコミュニケーション」です。言葉を持たない子どもたちが、どのように人と繋がろうとするのか。愛子先生の豊富な経験から、具体的なエピソードを交えてお話しいただきます。
「言葉はいらない」「喧嘩ができる間柄」「お近づきの印」「本当の友達と普通の友達」という4つの視点から、子ども同士の関係性の築き方を探ります。「小さければ小さいほど、表情や体全体で人と向き合っていく」「喧嘩は感情の表現方法の一つで、悪いことばかりではない」など、愛子先生ならではの視点は、保育者の方だけでなく、子育て中の親御さんにも気づきを与えてくれるはずです。
講演の中で愛子先生は、「子どものコミュニケーションは、言葉だけではなく、表情や行動など全身全霊で行われる」と語ります。子どもの豊かな心の動きを信じ、見守ることの大切さを訴える愛子先生の言葉は、私たち大人の心に響くものがあります。保育の現場から届けられる、子どもの心の実像。ぜひ、愛子先生の講演でその世界を感じてみてください。
【講師】
柴田愛子（しばた・あいこ）
1948年生。私立幼稚園に５年勤務したが、多様な教育方法に混乱して退職、OLを体験してみたが、子どもの魅力が捨てられず、再度別の私立幼稚園に５年勤務。1982年に仲間三人と「りんごの木」を創設。著書に『あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます』（小学館）、「それってホントに子どもため？』（チャイルド本社）ほか多数。テレビ「すくすく子育て」など出演。
【司会・聞き手】
雨宮みなみ（Webメディア「HoiClue」編集長）
※2023年4月25日に開催した「小学館せんせいゼミナール」オンラインセミナーの録画です。
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