柴田愛子の「現場の子ども学~保育に効くビタミン剤~」第5回:みんなが楽しめる運動会って?〈動画約90分〉
「りんごの木子どもクラブ」代表の柴田愛子先生による連続オンライン講座の5回目です。愛子先生が一つひとつ考え、実践を積み重ね、現在の姿勢に至るまでのエピソードを、たくさんご紹介いただきます。
第5回の本講演では、「みんなが楽しめる運動会って?」をテーマに、運動会について深く掘り下げます。愛子先生自身の幼稚園教諭時代の辛い経験から、りんごの木で目指す「家族で楽しむ運動会」づくりまでの道のりを丁寧に振り返ります。
「子どもと一緒に考えることの大切さ」を軸に、子どもの柔軟な発想を受け入れ、障害のある子も含めて全員が参加できる方法を模索する過程は、示唆に富んでいます。「『動物の散歩』や『室外機探検ごっこ』など、子どもならではの発想が生まれた」エピソードからは、子どもの創造性を引き出す環境づくりのヒントが得られるでしょう。
また、「記録を競うことより、一人一人の特性を活かし、みんなで助け合い楽しむことを大切にする」という愛子先生の言葉は、運動会の本質を捉えています。保育者や親の役割についても言及され、子どもの気持ちに寄り添いながら、共に運動会を作り上げていく姿勢の重要性を説いています。
「リレーで走るのが苦手な子を、みんなで応援し、手をつないで一緒に走る姿に感動した」という愛子先生の語りからは、インクルーシブ(包括的)な保育の在り方が浮かび上がります。運動会を通して育まれる仲間意識と協力する心。その価値を再確認できる講演となっています。
【講師】
柴田愛子(しばた・あいこ)
1948年生。私立幼稚園に5年勤務したが、多様な教育方法に混乱して退職、OLを体験してみたが、子どもの魅力が捨てられず、再度別の私立幼稚園に5年勤務。1982年に仲間三人と「りんごの木」を創設。著書に『あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます』(小学館)、「それってホントに子どもため?』(チャイルド本社)ほか多数。テレビ「すくすく子育て」など出演。
【司会・聞き手】
雨宮みなみ(Webメディア「HoiClue」編集長)
※2023年7月25日に開催した「小学館せんせいゼミナール」オンラインセミナーの録画です。
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