柴田愛子の「現場の子ども学~保育に効くビタミン剤~」第8回:好きなことをとことんやり続けてみませんか?〈動画約90分〉

「りんごの木子どもクラブ」代表の柴田愛子先生による連続オンライン講座の8回目です。愛子先生が一つひとつ考え、実践を積み重ね、現在の姿勢に至るまでのエピソードを、たくさんご紹介いただきます。

第8回のテーマは「好きなことをとことんやり続けてみませんか?」です。

秋も深まり運動会も終えたころ、「りんごの木」では「とことん週間」を迎えます。「とことん週間」とは、自分で決めた好きなことをとことんやり続ける一週間です。穴掘り、探検、崖登り(子どもは町のどこに難易度いくつの崖があるか知っている!)、縫いもの、ラーメン屋さん、マラソンなどなど、その年度によっていろいろです。

好きなことをやり抜くには当然ながら、さまざまな困難が立ち現れます。それを乗り越えていくときチームの関係性が変わってきます。仲間意識が高まっていくのです。自らの「やりたい」を実現したときの満足感と達成感は自信に繋がります。「りんごの木」の子どもたちのエピソードを交えて、たっぷりお話いただきます。

「遊びは子どもたちのご飯みたいなもの」と語る愛子先生。子どもが好きなことを思う存分やり続ける”とことん週間”では、幼虫探しにラーメン屋さんごっこ、崖登りにマラソン。子どもの興味の赴くまま、保育者も一緒になって全力で遊ぶ。時に突拍子もないアイデアに付き合い、時に子どもたちを鼓舞し、支える。愛子先生自身も、子どもと一緒にマラソンに挑戦します。

とことん週間を通して子どもたちが得るものとは?単なる達成感だけではありません。「遊んだら楽しかったよね」「あんなことでやったよね」そんな何気ない思い出こそが、人生の糧になると愛子先生は言います。

保育者の役割は、遊びが下火になった時にそっと寄り添い、ヒントを出すこと。「100%安全じゃなくても、面白さを感じて子どもと共に楽しむ」。愛子先生の言葉は、私たち大人の遊び心に火をつけてくれます。子どもから学ぶことの多さを実感できる講演。ぜひ動画でご覧ください。

【講師】
柴田愛子(しばた・あいこ)

1948年生。私立幼稚園に5年勤務したが、多様な教育方法に混乱して退職、OLを体験してみたが、子どもの魅力が捨てられず、再度別の私立幼稚園に5年勤務。1982年に仲間三人と「りんごの木」を創設。著書に『あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます』(小学館)、「それってホントに子どもため?』(チャイルド本社)ほか多数。テレビ「すくすく子育て」など出演。

【司会・聞き手】
雨宮みなみ(Webメディア「HoiClue」編集長)

※2023年11月28日に開催した「小学館せんせいゼミナール」オンラインセミナーの録画です。


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