【セミナー映像】もっと知りたい0・1・2歳児の保育《第9講》保育の魅力 (工藤佳代子先生)〈約90分〉
東京家政大学ナースリールーム施設長の工藤佳代子先生による全9回のオンライン講座です。0〜3歳までの子どもたちが過ごすナースリーの微笑ましくも意味深い場面を写真とエピソードで紹介いただきながら、乳幼児の心身の育ちや行動に着目し、その受けとめ方や向き合い方を考えます。
いよいよ最終回。第9講のテーマは「保育の魅力 〜現場の役割と可能性〜」です。今回は0・1・2歳児の表現の多様性と、その表現を支える保育者の役割について深く掘り下げています。
長年、保育の現場で子どもたちと真摯に向き合ってきた工藤先生が、その経験から得た学びと思いを語ります。子どもとの関わりの中で大切にしてきたこと、保育者としての喜びや悩み、そして先生自身の保育観など、現場だからこそ分かる貴重なお話が聞けることでしょう。
先生の言葉からは、一人一人の子どもの思いに寄り添い、その気持ちを理解しようと努めてきた保育者の姿勢が伝わってきます。また、保育者同士が学び合い、連携を深めていくことの大切さについても触れられます。
この講演は、保育者を目指す方にとって、先輩保育者の経験に基づく言葉を直接聞ける貴重な機会となるでしょう。また、子育て中の方や教育に関心のある方にとっても、保育の奥深さや尊さについて考えを深められる90分になるはずです。
工藤先生の講演を通して、保育の意義や役割について改めて考えてみるきっかけになればと思います。現場で積み重ねてきた経験から紡ぎ出される先生の言葉は、聞く人の心に静かに響き、保育への思いを新たにしてくれるに違いありません。
※2023年2月20日に行った「せんせいゼミナール」オンラインセミナーの記録映像です。
お話のトピック
保育の現場での体験と学び
- 子どもたちとの関わりの中で、子どもの思いを受け止めることの大切さを実感
- 保育者が子どもに真摯に向き合い、寄り添うことが重要だと再認識
保育者の役割と資質
- 保育者は子どもの成長を見守る存在であり、導く立場にある
- 長い時間をかけて子どもと関わり、信頼関係を築くことが求められる
- 子どもの気持ちを理解し、受け止める力を磨く必要がある
子どもの発達と保育
- 子どもの年齢や発達段階に応じた関わり方が重要
- 子ども一人一人の個性や特性を理解し、尊重することが大切
- 子どもの主体性を大事にしながら、適切な援助を行うことが求められる
保育者同士の連携と学び合い
- 保育者同士が経験やノウハウを共有し、学び合うことが大切
- 先輩保育者から学び、後輩保育者に伝えていくことで保育の質の向上につながる
- 同じ思いを持った仲間と切磋琢磨していくことが保育者の成長につながる
これからの保育への思い
- 子どもたちが生き生きと育つ環境づくりを目指したい
- 一人一人の子どもと真摯に向き合い、寄り添い続けることが大切
- 保育者としての使命感と誇りを持ち、子どもたちの未来を支えていきたい
講師:工藤佳代子(くどう・かよこ)
東京家政大学ナースリールーム施設長。東京家政大学を卒業後、保育士として同大学ナースリールームに勤務する。9年間の勤務の後、ナースリールームを離れるが平成19年に復職、平成31年からは施設長を務める。
※東京家政大学ナースリールームとは・・・東京家政大学板橋キャンパス(東京都板橋区)内にある事業所内保育所の機能を備えた認可保育所。木々に囲まれたキャンパスの中、0〜3歳の子どもたちが過ごしています。