オンライン講座「保育のもやもや羅針盤」(講師:青山誠先生)開催のお知らせ
元りんごの木の保育者「あおくん」こと青山誠先生による全3回の連続オンライン講座です。保育の「もやもや」を晴らす羅針盤をみんなで探しにいきましょう。
目次
保育を取り巻く「もやもや」のなかを進む保育者のみなさんへ!
保育ってなんでしょうか。 安全管理、不適切保育、保護者や行政からのあれこれ。 いまや保育の世界は大きな緊張に包まれています。 日々の保育に「もやもや」を感じ、心の落ち着き場所が わからなくなっていませんか?
「青くん」こと青山誠先生は、「りんごの木」の保育者を経て、現在は5園の保育統括をしています。若い保育者たちに保育実践を伝える立場です。それでも青山先生は現場にいて、変わりゆく社会状況や世間の保育観に、どうすればいいのかを日々考えています。
この講座は、保育を取り巻く「もやもや」のなかを、先生に羅針盤となってもらって、みなさんと一緒に進んでいこうという連続オンライン講座です。青山先生のお話を通して、保育の「もやもや」を晴らし、新たな保育の地平を切り開く。そんな機会となることを願っています。
Zoomを使用したオンライン講座なので、自宅や職場から気軽に参加可能。さらに各回約2週間の見逃し配信付きで、忙しい方も安心して受講可能です。個人はもちろん、園単位での参加も歓迎です。ぜひ、この機会に保育の本質を見つめ直し、子どもたちとの関わりをさらに豊かなものにしていきませんか? 皆様のご参加を心よりお待ちしております。
(主催・運営:小学館教育編集室)
開催概要
【対象】
保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、保護者のほか、子育てに関心のあるどなたでもご参加いただけます。
【参加方法】
オンライン
※Zoomウェビナー形式(講座の前日までにURL等を送付します)
※見逃し配信はライブ配信翌日にURL等を送付します。
【開催日時・テーマ】
- 第1回 10月31日(木) 19:00~20:30
保育が生まれる!
〜子どもに出会うための「わざ(技)言葉」〜 - 第2回 11月28日(木) 19:00~20:30
保育が変わる!
〜自由な保育って意外ときつい! でも楽しい〜 - 第3回 12月19日(木) 19:00~20:30
保育を共に歩む!
〜保育を「読んで」「対話する」ことから始まる〜
※各回とも約2週間の見逃し配信付きです。
※各回ごとにお申し込みを受け付けますが、3回続けての受講をおすすめします。
【個人受講料】
各回 2,500円(税込)/1名
全3回セット 6,600円(税込)/1名
個人で受講をご希望の方のお申し込みはこちら>>
※本講座はチケット販売にYahoo!JAPANの電子チケット「PassMarket(パスマーケット)」を利用しています。お申し込みにはYahoo! JAPAN IDでのログインが必要です。
【団体受講料】
各回 7,500円(税込)/1園
全3回セット 19,800円(税込)/1園
※受講人数制限はありません。
※お支払い方法は請求書払いとなります(国内園のみ)
※グループ園の場合は1施設を1園として承ります。
園・施設単位で複数人での受講をご希望の場合は下記「団体受講申込フォーム」よりお申し込みください。団体受講申込フォームはこちら>>
講師紹介
青山誠(あおやま・まこと)
社会福祉法人東香会保育統括理事、上町しぜんの国保育園副園長、ののはな文京保育園アドバイザー。 幼稚園勤務を経て、「りんごの木子どもクラブ」で10年保育を行う。2019年より、「上町しぜんの国保育園」に勤務。園長を務めたのち、2023年より現職。りんごの木保育者時代には、第46回「わたしの保育記録」大賞受賞。著書に独自の保育観をまとめた『あなたも保育者になれる』(小学館)、柴田愛子さんとの 共著『子どもたちのミーティング~りんごの木の保育実践から』(りんごの木出版部)など。
各回の内容
<第1回>10月31日(木)
保育が生まれる!〜子どもに出会うための「わざ(技)言葉」〜
子どもが育つということは本来、楽しく明るいものです。保育者は子どもの隣にいて、「保育の生まれる瞬間」に日々立ち会っています。しかし日々の「やるべきこと」にまぎれ、見失っていませんか。子どもと出会うことは心意気だけでなく、具体的な技が必要です。
この講座は、子どもと出会うための意識と技術、心と体の技をお伝えします。型というとやや敬遠されるかもしれませんが、保育にもいわゆる「わざ」があって、とくにリーダーたちはそれを言語化して、後輩に伝えることが必要です。それを「わざ(技)言葉」と言います。
現場で見つけたエピソードとそれをどう保育に活かすかの技を、たっぷり語ります。
<第2回>11月28日(木)
保育が変わる!〜自由な保育って意外ときつい! でも楽しい〜
青山先生のかかわる「ののはな文京保育園」では、「子どもの思いにもっと 近づいてみよう!」を合言葉に、保護者と共に園庭に築山を作ったり、行事を子どもたちとミーティ ングして決めたりなど、さまざま取り組みをしてきました。もちろんやってみると、いろいろな困難が日々ふり かかります。保護者からの声、近所からのクレーム、保育の迷い……
より自由な保育へ! でも、自由ってきついってことに段々と気づき始めます。実際に「ののはな保育園」での実践をケーススタディに、保育が変わるってどういうことか、そのためにはどこから始めればいいのか、その後に起こったことにどう対処してきたか、その喜怒哀楽をご紹介します。保育が変わるということは、保育者個人が変わるということでもあります。
これについては、先生自身の保育が「変わった」実践をまとめた絵本『赤いボールをさがしています』の読み聞かせを通して、ご紹介します。
<第3回>12月19日(木)
保育を共に歩む!〜保育を「読んで」「対話する」ことから始まる〜
保育はひとりでやるものではなくて、みんなでやるものです。まわりの同僚たちと日々対話しながら、または新しく入ってきた人に保育を伝えながらも「保育の中の人間関係」に悩んでいる方もきっと多いことでしょう。新人育成をどうしたらいいのか、途方にくれている方もいるか もしれません。どうしたら保育者同士が共に歩んで行けるでしょうのか。
この回では、しなやかな対話、そして同僚生を育むために、保育を読む、対話する、その基本をお伝えします。対話の前には保育者一人ひとりが保育を「読む」基本を知っておく必要があり、その先にどの点において保育者同士が対話すべきがを抑えていく必要があります。
対話はおとなだけがするものではありません。この回では特別に30分延長して子どもたちのミーティング(りんごの木時代の先生の実践)映像をご覧いただきます。対話とはそもそも何か、子どもたちの姿から学べればと思います。
受講ご希望の方は下記よりお申し込みください
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「せんせいゼミナール」は、小学館がプロデュースする保育者と教師のための研修講座シリーズです。信頼できる専門家や力のある実践者を講師に迎え、先生方の悩みや学びたい気持ちに寄り添う講座をお届けしています。
【主催】
小学館 教育編集室
せんせいゼミナール事務局
https://kyoiku.sho.jp/senseiseminar/