オンライントークLIVE「おおえだけいこの保育ダンジョン」（ゲスト：無藤隆先生）開催のお知らせ

2024.09.27

無藤先生との「愛と知の循環」をめぐるライブ対談

保育の悩みとたたかいたい勇者たちに贈る特別なオンラインの学び場が、この「保育ダンジョン」です。地下迷宮に降りて来られる勇者だけが、保育のディープなインテリジェンスを手に入れることができます。保育コミュニケーターのおおえだけいこ氏が、多彩なゲストと共に、皆さんをめくるめく知的な迷宮の奥深くへとご案内します。

ダンジョン第２弾は無藤隆先生（白梅学園大学名誉教授）をゲストに迎え、「愛と知の循環」をテーマにおおえだ氏とのディープな対論をライブでお届けします（見逃し対応の録画配信あり）。

無藤先生より：

幼稚園、保育園、子ども園は、いずれも塀に囲まれた一つの空間を形成しています。しかし、その本質は、子どもたちを一時的に外の世界から隔離し、その中に自由な空間を創出することにあると考えます。それは、子どもたちが自由に探索し、興味を見出せる環境を提供するためです。

この空間で最も重要なのは、子どもたちが様々なものと出会い、それらを好きになること。私はこれを愛と呼んでいます。そして、それらの性質や特徴を理解すること。これが知です。この愛と知がぐるぐる回ることで、子どもたちの遊びが展開していくのです。

私はこのプロセスを「愛と知の循環」と呼んでいます。実は、この考え方が保育の三要領指針の根幹を成しているのです。今回、おおえださんとこのサイクルについてお話ができればと思っています。

無藤先生のおっしゃる愛とはどうやら、「大人から子どもへの愛」という狭い了見ではなさそうです。「世界に対する愛」という大きな眺望で、保育を見直してみようという提案でしょうか？

世界を愛して、知が生まれる。知が生まれることでまた愛が生まれる。園とは、「自由な遊び」を通してそれが巡っていく場所だよ、ということのようです。

では、その理論は、三要領指針の内容とどう結び付くのか？　具体的な実践とどう関係するのか？　具体的にお話を伺いたいと思います。

さらに、それを知ることで私たちの保育はどう変わって行くのかまで、深堀りたいと思います。無藤隆先生の保育学の集大成ともいえる理論の上澄みを、1時間半あまりで、語っていただきます。乞うご期待！

他にはないスペシャルな保育研修会です。知識を獲得して保育の力をさらに高めたい先生、ぜひご参加ください！

（主催・運営：小学館教育編集室）

開催概要

【対象】
保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、保護者の方々のほか、子育てに関心のあるどなたでもご参加いただけます。

【参加方法】
オンライン
※Zoomウェビナー形式（講座の前日までにURL等を送付します）
※見逃し配信はライブ配信翌日にURL等を送付します。

【開催日時・テーマ】

10月23日(水) 19:00～20:30　Zoomでライブ配信

※約２週間の見逃し配信付きです。

【個人受講料】※本講座は個人申込みのみです。団体申込みはありません。
2,000円（税込）／1名

※本講座はチケット販売にYahoo!JAPANの電子チケット「PassMarket（パスマーケット）」を利用しています。お申し込みにはYahoo! JAPAN IDでのログインが必要です。

出演者紹介

ゲスト：無藤隆（むとう・たかし）

白梅学園大学大学院特任教授。お茶の水女子大学生活科学部教授、白梅学園大学学長、白梅学園大学大学院子ども学研究科長を経て、現職。平成２９年告示に際しては、文部科学省中央教育審議会委員・初等中等教育分科会教育課程部会会長として『学習指導要領』『幼稚園教育要領』の改訂に携わる。また、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の改訂に関する検討会座長として『幼保連携型認定こども園教育・保育要領』の改訂に携わる。

モデレーター：おおえだけいこ

早稲田大学教育学部卒。主に保育・教育系媒体作成にかかわるライター、イラストレーター、漫画家。保育学は、カリフォルニア　デ・アンザ・カレッジにて発達障がいを中心に半年間履修。小学館『新幼児と保育』、保育雑誌『エデュカーレ』などで執筆中。小学館からの著書に『日本が誇る！ていねいな保育』『日本版保育ドキュメンテーションのすすめ』（ともに大豆生田先生との共著）、『2017年告示新指針・要領からのメッセージ　さあ、子どもたちの「未来」を話しませんか』（イラスト担当　著：汐見稔幸）など。

＼無藤隆先生による本講座のガイダンス動画です／
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