3歳児クラスのおたより実例<5月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
エピソードに臨場感が増す小ワザ~あえて季節のあいさつを書かずに本題に入る
「インプットとアウトプット」という見出しを掲げ、本文は下記のようにいきなり本題に入ります。園からのお知らせ=読まなくてはいけないものというより、気になって読み進めたくなってしまう、エッセイや小説のような始まり方です。
「子どもたちの日々の遊びを見ていると、インプットとアウトプットの繰り返しだなと感じます」
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
クラスだよりで伝えたい思い~「どの子も素敵だよ!」という思い
お絵描きにもごっこ遊びの中にも、子どもが心の中に持つ独自の世界を見いだし、そこから生まれる表現に優劣はなく、等しく価値があるものだと伝えています。
「真似たり、描いたり、作ったり、歌ったり…、この子はこんなこと考えているんだな。こんな世界を持っているんだな。と、一人ひとりの世界を覗くことができ、『へーおもしろい!』『んーかわいい!』と思わずうなってしまうこともあります」
「ダイナミックな表現だけでなく、小さく見える表現にも大きな世界の広がりがあり、思いが詰まっています」
「生きることは表現すること…
その子なりの表現を大切に受け止めていくことが、一人ひとりを尊重することにつながるのではないかと考えています」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
クラスだよりで伝えたい思い~保育で大切にしている考えや援助の意図
表現をすることがますます重要になっていくであろう未来を生きる子どもたちを、どんな思いで支えていこうとしているのかを書いています。
「インプットとなる経験の充実と、自由で多様なアウトプットが叶えられるような環境づくりと援助を大切に考えていきたいです」
「そして、一人ひとりの表現を感動的に捉えられる感性を持ち、子どもたちに寄り添っていきたいと思います」
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てない4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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