0歳児クラスのおたより実例<6月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
エピソードに臨場感が増す小ワザ~あえて季節の挨拶を入れずに本題に入る
入園から約2か月、保護者にとっては我が子が保育園に慣れてくれたか、泣いてばかりいないかどうかが気になることでしょう。おたよりでは子どもたちの笑顔が増えたことを最初の文で伝えています。
「保育園での生活にもずいぶんと慣れてきた様子が見られ、笑顔も多くなってきています。安心できる大人に見守られ、好きな遊びを見つけて楽しむ姿も増え、私たちも嬉しく思います」
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
クラスだよりで伝えたい思い~保育で大切にしている考えや援助の意図
絵本やわらべうたなど、保育園での遊びについて、保育者はどのような考えに基づいて取り入れているのかを解説しています。
「先月から保育室に絵本を置いています。初めはシンプルに描かれているものやリズミカルな短い言葉が添えてあるもの、絵ははっきりしているものを選んでいます。ゆったりとした雰囲気の中、大人の膝のぬくもりを感じながら1対1で読んでいます。絵をじっと見たり、読み終えると手を伸ばして『もう1回!』と伝えてくれる姿も見られています。毎月子どもたちの興味・発達にあったものや季節を感じられるものなどを考慮して1年を通して楽しんでいきたいと思います」
「わらべうたは、あそびを通して『目と目を合わせること』『人と真剣に向き合うこと』など人として生きていくのに大切なことを伝えることができると言われています。
そして一つ一つのわらべうたにはこれから生きていくための知恵が詰め込まれているものばかりです。
大事なことは動作を覚えるかどうかではなく、大人がその子の目を見てうたいかけたり、一緒にあそんでいる大人と子どもの気持ちが通じ合うことだと思います」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てない4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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