幼稚園3歳児|8月の指導計画(月案)2024年度版 ※ダウンロード可
夏休みで指導計画がない8月は、「10の姿」につながる取り組みとして、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を見つめるための現場での実践をご紹介します。
※PDFデータは小学館の保育専門誌『新 幼児と保育』2024年夏号ふろく「2024年度版 指導計画」と同内容です。PDFデータのダウンロードをご利用の際は小学館IDでのログインが必要です。
目次
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」につながる取り組み
本園の園内研究では、幼児が夢中になって遊ぶ中で、体を動かす楽しさや心地よさを十分に感じながら多様な動きを獲得していくことを目指し、運動遊びを通した子どもの多様な動きを引き出すための援助や環境構成の工夫について探る取り組みを行っています。それぞれの学年の子どもたちの実態を踏まえ、興味をとらえて、いろいろな遊びと運動遊びとのつながりを考えながら環境を設定し、「やってみたい!」という気持ちで、自分から体を動かして遊ぶことを目指しています。
また、健康な体作りには、健康な生活の基盤を培う基本的生活習慣の自立、健康な体を作る食育など、いろいろなことがかかわりを持っていることを踏まえ、遊びと活動のつながりや積み重ねを意識し、総合的に子どもたちの成長を促す取り組みを行っています。
幼児期の終わりまでに育ってほしい姿
①健康な心と体
②自立心
③協同性
④道徳性・規範意識の芽生え
⑤社会生活との関わり
⑥思考力の芽生え
⑦自然との関わり・生命尊重
⑧数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
⑨言葉による伝え合い
⑩豊かな感性と表現
【楽しそう! やってみたいな!】
~多様な動きを引き出すための運動遊び~
○思わず体を動かしたくなるような環境の工夫
「やってみたい!」と思って自分から挑戦できる場の設定。
いろいろな遊具、用具を組み合わせて
さまざまな組み合わせが工夫できる遊具や用具を、園庭用の遊具置き場に用意しておき、自分で選んで使えるようにしています。学級のみんなでする活動では、保育者がこれらの遊具を組み合わせた楽しい場を作り、子どもたちが挑戦することを楽しめるようにしています。その経験が、また自分の好きな遊びにも取り入れられていきます。園庭での遊びは、ほかの学から受ける刺激も多く、他学年の遊びに入れてもらったり、見たことを自分の遊びに取り入
れたりすることで、遊びの工夫が広がっていきます。かかわりの中で、きまりを守って遊ぶ大切さも覚えていきます。
ボールタッチコーナー
ブドウ棚と大きなイチョウの木をつないだロープに、鈴やボールなどを入れたカラービニール袋をリンゴやニンジンに見立てて吊るし、ジャンプしてタッチすることを楽しみます。
タイヤブランコ
鉄棒にロープでタイヤを吊るし、ブランコにして、バランスを取りながら漕ぐことを楽しんでいます。
指導計画PDFダウンロード
協力/文京区立本駒込幼稚園(東京・文京区)
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