4歳児クラスのおたより実例<9月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
クラスだよりで伝えたい思い~保育で大切にしている人的環境設定の意図
クラスの子どもを4つのグループに分けて、グループ単位で活動する時間を持つようになったという4歳児。その意図を伝えています。園の保育環境づくりにおいて、物的環境はもちろんのこと、グループのような「人的環境」も含めて考えていることを伝えています。
「『仲間』という意識がより強くなってきていると感じるこの頃、水あそびやプール、他クラスとの関わりのなかで、子どもたちにもわかりやすいように赤・黄・青・緑4つのグループを作りました。(中略)常にグループを意識できる子もいれば、忘れてしまう子も…。そんな子たちには、周りの子が『〇〇くん△グループだから行くよ』と声をかけてくれる姿も見られます。大人が多くの言葉をかけなくても、子どもたち同士で考え、声をかけ合う姿に私たち自身も気づかされることや学ぶことも多くあります。子どもたちが育つ環境。『環境』とひと言で言っても、私たちが準備している物・場所などだけではなく、子どもたち自身もお互いが刺激し合いながら成長し合っていることにとても嬉しく思っています」
「絵を描く、水あそびをする。そんな日常の中に新たな『物』を少し加えるだけで遊びにも変化が見られるように…。
自分たちなりの発見、感じたことを子どもたち同士で共有し、一人ひとりがいきいきとしています♪」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ~1文が長くならないようにする
4歳児、5歳児クラスの子どもたちは、毎月2回、外部講師からいろいろな遊びを教えてもらう「友光さんとあそぼう」の時間を楽しみにしています。ある日、友光さんと遊んだ子どもたちの様子を、短い文を重ねて簡潔に書いています。
「この日は、ビニール袋を使って遊ぶことに。どんなことが始まるのかと輝いた目で見つめる子どもたち。友光さんの姿を見ると『やってみたい』『楽しそう』と自然と体が動く子が多くいました。ビニール袋だけでなく、うちわが用意されると、『見ててね!』とそれぞれに遊ぶ姿が…」
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てないですむ4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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