4歳児クラスのおたより実例<2月>【豊玉保育園のクラスだより】
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クラスだよりで伝えたい思い~子どもが挑戦する姿を支える
もうすぐ進級してくじら組さん(5歳児クラス)になる子どもたち。一人ひとりが難しいことに挑戦する姿が多く見られるようになりました。子どもたちの意欲や向上心を保育者が受けとめ、支えています。今回はお正月遊びのけん玉やコマ回しに挑戦する子どもたちを、どのような思いで支えているのかを書いています。
「それぞれに合ったレベルで、『少し頑張ればできるもの』から自信をつけ、自らステップを踏んで次の挑戦を目指す姿を日々見守っています。時には周りの大人や友だちに励まされ、時には自分自身を励まし、『いつかできる自分』を思い描きながら繰り返し頑張る姿もこの時期ならではの大きな成長だと感じます」
「まずは手作りのけん玉・コマでチャレンジ! できるかな? やりたいな。できそうかも! 様々な葛藤から挑戦に! 自信をつけ、本物のけん玉やコマを手に新たな挑戦に向かう姿は見ているこちらも嬉しくなります!」
「少しやっただけではすぐにできない遊び。『次はもっとうまく!』という気持ちが継続力や集中力、体の使い方など様々な力と繋がっていきます!」
さまざまな遊びや生活を通して、クラス内で友だち同士の関係が深まっていることを保育者は感じています。ときには意見の違いが生じることもありますが、そこも含めて価値を見いだしていることを読む人に伝えています。
「友だちとの関係性の深まりがより遊びや生活を面白くさせているようです。時には、やりたい遊びの方向性や揉め事などやりとりの難しさを感じながらも自分たち自身の事として解決しようとする姿などが見られ、その積み重ねが、子どもたちにとっても主体的に遊びや生活を進める喜びや満足感に繋がっているのではないかと感じます。
いるか組の友だちとの繋がりをより深め、互いの良さや一緒に何かに取り組む心強さを日々感じながら、一人ひとりが進級に期待を持って過ごせるよう見守っていきたいと思います」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
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協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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