手軽に作ってすぐに遊べる! 素材いろいろこんにちは人形

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はじめましての季節に大活躍の、身近な素材ですぐに作れる人形をご紹介します。

プラン・制作

いしかわ☆まりこ

造形作家。書籍や雑誌、テレビ番組で工作や立体イラスト、手芸作品の制作・監修を行う。親子や指導者向けのワークショップも開催。『はじめての手づくり どれもかんたん おしゃれなこものとアクセサリー』(小学館)など著書も多数。

ひらりんちょうちょう

指を上げ下げするときに空気を受けて羽がひらひらと動く。

指にはめて上下に動かし、羽をひらひらさせて見せます。ゆっくりと大きく動かすのがポイントです。

材料

色画用紙、トイレットペーパーの芯、折り紙

作り方

  1. 半分に折った色画用紙をイラストのように切り、羽を作る。
  2. 短く切ったトイレットペーパーの芯に切り込みを入れ、指2本入る太さに調整してセロハンテープでとめる。
  3. 折り紙を巻き、色画用紙で作った顔を貼る。
    を広げて山折り線の上にの背中の部分を貼る。

鳥にもアレンジできます

胴体(指を入れる芯)のおなかの部分に羽を山折り線を上にしてつけます。顔は写真のような向きでつけると○。鳥の顔が見えるように、低い位置でパタパタと飛ばしてみましょう。

おじぎちゃん

写真のように両手の指で立てるように持つ。裏側の紙を親指で押し上げるようにずらすと前傾し、表側の紙を押し上げるよにずらすと後ろにのけぞる。動かし方を練習しておくと◎。

おじぎをしたり、のけぞったり。すぐに作れて、すぐに遊べるシンプル人形です。いないいないばぁ風に演じるのも楽しい!

材料

細長く切った色画用紙(見本は6 × 25cm)、丸シール

作り方

色画用紙を半分に折り、丸シールなどで顔をつける。

おしゃべりコップン

紙コップで作る簡単パペットです。色や柄の違う紙コップを使って、さまざまな生き物を作ってみましょう。

材料

紙コップ、画用紙

作り方

  1. 紙コップをイラストのように切り、底を半分に折るように広げる。
  2. 上半分を生き物の顔の形に切る。
  3. ペンで顔を描いて仕上げる。
小さく切った画用紙で、指が入る輪を作って内側に貼る。ここに指を入れて、口をパクパク動かす。

スポンジちゃん

スポンジの1か所をゴムで絞れば、てるてる坊主風の人形に。切り込みを入れるだけで指人形になります。

材料

スポンジ、輪ゴム、シュシュやリボン

作り方

  1. スポンジに輪ゴムをかけて首を絞り、シュシュやリボンをつける。
  2. はさみで頭を好きな形に切り、すそに切り込みを入れる。
  3. ペンで顔を描く。
切り込みに指をはめて動かす。

ふうとうくん

長封筒を切っただけのパペットです。飛び出している指の動きで、表情を作ってみましょう。

材料

長封筒(見本は長形3号)

作り方

  1. 長封筒を適当な長さに切る。
  2. 指が出る場所(2か所)をはさみで丸く切り取る(半分に折って重ねて切ると簡単)。
  3. 顔を描いて仕上げる。

パクパクにゃんこ

口が大きく開くにゃんこ人形です。子どもの手からおやつを食べさせてもらいましょう。

材料

ティッシュペーパーの箱、色画用紙

作り方

  1. ティッシュペーパーの箱をイラストのように切り、半分のところで底を折る。
  2. に色画用紙を貼り、色画用紙で作った耳や目、鼻などを貼る。
  3. 小さく切った画用紙で指が入る輪を作って内側に貼る。ここに指を入れて、口をパクパク動かす。
魚などの形に切った「おやつ」を用意しておくと楽しい。

作り置き目玉de何でもパペット

手作り目玉シートを用意しておけば、布製のさまざまなものが、あっという間にパペットに早変わり! 両面テープで貼るので、遊んだあとははがすのも簡単。靴下も手袋も元どおりに使えます。

材料

フェルト、ボタン、動眼

作り方

見本のような形に切ったフェルトに、目をつける。
★裏全体に両面テープを貼り、布製のミトンや手袋などに貼って使う。

文/木村里恵子
撮影/藤田修平
イラスト/もぐらぽけっと

『新 幼児と保育』増刊『0・1・2歳児の保育』2022春より

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