2歳児クラスのおたより実例<5月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
クラスだよりで伝えたい思い~保護者に寄り添う気持ち
新年度が始まって1か月。担任が代わり、部屋には初めて会う友達もいて、新入園児はもちろん進級児にとっても不安な環境だったのではないかとおもんぱかりながら、現在の子どもたちの様子や保育者の思いを書いています。新しい担任にもたれてくつろぐ子の画像なども添えて、保護者を安心させています。
「22人でぺんぎん組がスタートして1か月が経ちました。子どもたちの中では、『なぜ前担任がいないのだろう?』と思ったり、22人という1つの大きな集団の生活に変わり不安もありました。しかし、子どもたちも日に日に新しい環境や生活に慣れ、友だち同士の関わりや大人との関わりも増えています」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
クラスだよりで伝えたい思い~保育で大切にしている考えや援助の意図
豊玉保育園では伝承行事を大切にしています。端午の節句を2歳児たちにどのように楽しんでもらおうか? と、担任同士で検討したうえでこいのぼりの製作に至ったことを書いています。
「端午の節句に向け、22人全員で2匹の大きなこいのぼりを製作しました! どのようにしたら子どもたちが端午の節句の雰囲気を楽しむことができるか担任間で話し合いをしました。(中略)端午の節句=こいのぼりが繋がるよう、ぺんぎん組でもこいのぼりを製作し、保育室で泳いでいます」
園では誕生日会も大切にしています。誕生日が本人にもまわりの子どもたちにも特別な日になるよう、演出を工夫しています。
「誕生日には園の手作りの腕章をつけます。(中略)腕章をつけると他のクラスのお友だちや大人から『おめでとう!』とお祝いしてもらうことができ、とても嬉しそうです。子どもたちにとって誕生日が特別で嬉しい日となるようにあたたかい雰囲気作りをしていきます」
思いを伝えるテクニック~話し言葉に近いわかりやすい言葉で
保育者の心が動いたことを、かしこまりすぎない言葉で書き記しています。
「エプロンと三角巾をつけ、包丁やお鍋を上手に使って料理をしている姿を見ると、大人の姿をよくみているなぁと感じます」
「保護者会を通して、子どもたちの保育園での姿を知って頂くことができとても嬉しく思っています。今後もわからないことや質問がありましたらいつでもお声がけください!」
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てない4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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