3歳児クラスのおたより実例<6月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
思いを伝えるテクニック~話し言葉に近い平易な言葉で
この月のおたよりでは子どもたちが日々夢中になっているさまざま遊びを紹介しています。事実の紹介から始めるのではなく、保育者が考える遊びの意義や「保育の柱」との関連を最初に書いています。かたくなってしまいそうな内容ですが、やわらかい語り口で、書体も工夫して読む人が受け入れやすい文章にしています。
「あそびのとっかかりは
『面白そう! 楽しそう! やってみたい!』と
子どもの心が動くこと。興味のないことは大人でもやろうと思わないし、楽しくもないですよね。そしてやってみたことが楽しかったら
『面白い! 楽しい! もう一回やりたい!』と
さらに心を動かし、自発的に遊び込んでいきます。そういった経験のくり返しが、豊玉保育園が大事にしている保育の柱に繋がっています」
「子どもたちの周りには常に様々な世界が広がっていてそこには多くの「あそび」があります。子どもたちが日々どんなことを楽しんでいるのか、どんなことに夢中になっているのかをご紹介します」
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
クラスだよりで伝えたい思い~保育で大切にしている考えや援助の意図
友達とかかわって遊ぶ時間がこれからますます増えていくであろう3歳児。一緒に遊ぶ友達にもやりたいことがあり、その思いは必ずしも同じではない中で、意見のぶつかり合いは必ずあります。そんな場面において、保育者がどのように考え、援助をしていくつもりなのかを書いています。
「発達的にも自分のことを伝えるのに精いっぱいの年齢…思いが伝わらないイライラ、相手の言い分を理解できずにモヤモヤしていることもあります。そんな気持ちを大人がしっかりと受け止め、自分の思いが伝わる喜びを感じられるようにしていくことで、次第に友だちの思いに気づいたり、少しずつ我慢を覚え、自分の気持ちに折り合いをつけたりすることができるようになっていきます」
「あそびをとおして人とかかわる子どもたちの心の機微に気づき、子ども同士が互いに心地よい関係性を築いていけるように、私たちも子どもたちとの関わりを一層深めていきたいと思います」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てない4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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