【いとしきほいく】#13 髪結い｜まんがで綴る保育のエピソード
髪結い
保育士によってさまざまな得意なことがあるのはとてもいいことです。
細くて生えている向きや長さがバラバラで扱いがむずかしい子どもの髪を、おしゃべりを楽しみながらあっという間に、美しく結ってしまう。
得意な先生にお願いしたら、どんな髪型にでもしてもらえるのに、それよりも「好きな先生」にやってもらいたいと言うころちゃん。子どもの真っ直ぐな気持ちはうれしいですね。
髪を結い直す時間は、子どもと１対１で関わることができるよい機会でもあります。髪を結いながらお友達とのこと、好きなアニメのことなど、いろんな話をしたり、感染症などの体調を確認したり…子どもからのご指名は「先生とお話ししたい」というメッセージでもあるかもしれません。
毎日のささやかなコミュニケーションの時間を、大切にしていきたいですね。
おこめ先生
・経験年数15年目、35歳
・おおざっぱな性格でよく物をなくす
・ピアノは弾けないが手遊びのレパートリーは多い
まんが・文／あいころもち
京都芸術大卒。12年間の保育士勤務を経てフリーランスに。絵を描きます。柴犬飼い。Xアカウントは@aikoromochi
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