4歳児クラスのおたより実例<11月>【豊玉保育園のクラスだより】
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クラスだよりで伝えたい思い~運動会で大切にしている考え
前月に行われた運動会のことをふりかえる中で、保育者が大切にしている考えを伝えています。日常の保育の場面で子どもたちの思いや言葉を保育者が拾い上げて運動会につなげ、つくり上げていった様子を書いています。運動会当日のことよりも、むしろそれまでの過程にフォーカスしています。
「昨年のうんどう会を思い出しながら、いるか組はこんなことをしたい!などと子どもたちと考えながら、『楽しみだね』と期待を膨らませ、迎えたうんどう会。当日までを振り返りながらエピソードを交えてお伝えしていきたいと思います。
8月
この日は、タオルを使って遊んでみよう♪ということに。一人ひとりタオルを手にした子どもたちは、友光さん*を見て、同じように片手に持ってぐるぐる回して楽しむ子、手に持ったタオルを高く投げてキャッチする子、頭にかぶる子など、思い思いに遊んでいました。
*遊びのスペシャリストとして迎えている外部講師の方。
9月
同じあそびでも、2回目になると、友だち同士で繋げてみたり、引っ張り合いをしたりと同じタオルを使ってのあそびが少しずつ変化してきました。
10月
『そろそろ9月が終わるね』と話をすると、子どもたちからは『10月はうんどう会だね!』との声がすぐに返ってきました。『とびうお組では〇〇やったよね』と話している子どもたちに『タオルを使って踊るのはどうかな?』と提案。『おもしろそう』『やりたい!』との声が‼
練習をすることではなく、身体を動かし、様々な事を考えながら自分たちの発想で楽しむ子どもたちを見て、大人も同じようにイメージを広げ、1曲を完成させていきました。(中略)タオルを手に、『回してみたら良いかも?』『これもできるよ』などと子どもたちからアイデアがたくさんでてきました。
(中略)友だちと一緒だと、楽しいという気持ちだけでなく、一緒にひとつの事を行うからこそ感じる葛藤があったり、それを乗り越えたからこそ達成感を感じることができたりと、子どもたちにとって大きな経験になったと感じています。
いるか組になり、早くも7か月が過ぎました。残りの日々も、一日一日を大切に過ごし、保護者の方と成長を共に感じていきたいと思います」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
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協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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