3歳児クラスのおたより実例<11月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
思いを伝えるテクニック~話し言葉に近いわかりやすい言葉で
保護者と保育者が一緒になってつくり上げた運動会は、多いに盛り上がりました。保護者に語りかけるように当日をふりかえり、お礼の気持ちを伝えています。
「身体を動かすことが大好きな子どもたち。外でも、かけっこや体操を楽しんで行い、『おうちの人が見に来てくれるんだよね』『豊玉小学校(の校庭)に行くよ』と少しずつ期待を膨らませていました。
子どもにとって、いつもと違う環境で過ごすことは、楽しいことでもあり、緊張することでもあります。泣いた子も笑った子も、大きな経験の一つになったのではないかと思います。
保護者の方が玉入れをする姿に、子どもたちは目が釘付けでした。『がんばれー!』と、大きな声で応援しながら楽しんでいる子もいました。
また、大好きな人と一緒に踊った親子ダンス。一緒に楽しんでいる姿、微笑ましかったです。同時に、友だちの家族とのふれあいも出来ましたね!一体となっていて、とても温かい時間でした」
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
思いを伝えるテクニック~「広く・浅く」ではなく「狭く・深く」
運動会を飾る万国旗を、「散歩バッグ」にリメイクすることを思いつきました。その製作過程を詳しく書いています。
「散歩中、子どもたちは落ち葉や木の実を見つけたり、どんぐりを探したりしています。
運動会で飾る万国旗でバッグを作ったら、自然物を入れて楽しむことができるのではないかと考え白地の布を用意しました。
丸シールやマスキングテープを貼り、絵の具を塗ったりシールを剝がしたりして遊びました。
一つ一つの工程が終わるたびに、作品を嬉しそうに見る子どもたち。
特に絵の具を使う時、慎重に塗っている姿が見られました。布が動かないよう手で支え、気を付けながら筆やローラーを使います。画用紙に描く時より、作品を大切に扱っているような気がしました」
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てない4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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