4歳児クラスのおたより実例<6月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
思いを伝えるテクニック~「広く・浅く」ではなく「狭く・深く」
今月のおたよりは、少しずつ変化してきている遊びの様子を主に知らせています。ごっこ遊びの紹介は、いろいろな遊びを羅列するのではなく、ある日のケーキ屋さんごっこのエピソードに絞って書いています。見た目に美しいケーキとケーキ屋さんの様子がよくわかる写真も多く用いています。
「先月終わり頃『3じのおちゃにきてください』(*)のイメージで室内でも戸外でもお茶会を楽しんでいる子が多くいました。そこで、たくさんできた美味しそうなケーキを並べて、ケーキ屋さんを始めることになりました」
「開店当初はカップケーキを並べてお持ち帰りが多いお店だったのですが、『飲み物もほしいね』『3段重ねたケーキ作ったよ!』とメニューが豊富になり、お店のテーブルにはジョイントブロックで作った花が飾られるなど、おしゃれなケーキ屋さんに変化してきました」
*絵本『3じの おちゃに きてください』(作 / こだま ともこ 絵 / なかの ひろたか 福音館書店)
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
思いを伝えるテクニック~話し言葉に近い平易な言葉で
近く行われる個人面談に向けて、保育者は保護者にどんなことを話してもらいたいと思っているのかを、フランクに伝えています。
「六日から始まる個人面談では、園での様子に加え、ご家庭での姿も教えていただきながら、子どもの姿を共有できればと思っています。いるか組になり、こんなこともできるようになった!と、うれしいことはもちろん、『実はこんなことも…』とお困りのことなども聞かせていただき、有意義な時間となればと思っています」
「ご家庭の様子でお聞きしたいこと:どのようなあそびを楽しんでいますか?/入眠(寝る前)の工夫などされていますか?」
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てない4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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