0歳児クラスのおたより実例<12月>【豊玉保育園のクラスだより】
↓画像をクリックすると拡大表示されます。
目次
クラスだよりで伝えたい思い~保育室の新しいレイアウトに込めた意図
0歳児クラスの保育室のレイアウトを、約1か月前に大幅に変更しました。それぞれのコーナーや棚を、どのような意図で配置したのか、どのような効果が実際あったのかを説明しています。
「食べることや大人がしていることが大好きな子どもたちにとって、ままごとはアウトプットできるとても大切なあそびです。子ども同士のやりとりもたくさん生まれます」(ままごとコーナー)
「午前は園庭で、午後や雨天の日はこのコーナーでしっかりと身体を動かせるようにしています。静と動の活動にメリハリができました!」(身体を動かす活動のコーナー)
「絵本は『大人が読んであげるもの』また、保育園では『みんなが大切にするもの』という考えのもと、少し高いところに置いています」(絵本コーナー)
「かくれんぼができるスペースです。わらべうたの『かっこー(いないいない)いたー(ばあー)』でよくあそんでいます。集団生活で少し一人になりたい時にもこもれます」
(かくれんぼ棚)
「オムツ替えは一対一で関わることができる時間・羞恥心を育てる時間として大切にしています。そのため、周りからはオムツを替えている様子が見えない環境にしています」(オムツ替えコーナー)
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
クラスだよりで伝えたい思い~保護者に寄り添う気持ち
年末年始の長期休暇に向けて、家庭でテレビやスマホの視聴時間が増えると予想し、これらの情報機器とのつきあい方についてアドバイスをしています。「べき論」をいうのではなく、保護者の実情を踏まえて気持ちに寄り添いながら、現実にできそうな案を具体的に提案しています。
「メディア(テレビ・スマホなど)は育児の強い味方になってくれる一方で、子どもにはたくさんの影響を及ぼすものでもあります。上手に付き合っていきたいですね」
「今のうちから、メディアの強い刺激を求めてしまう習慣がつかないようにしたいものですね。ノーテレビデーを作ってみたり、余裕のある時に少しずつ、メディアなし育児にトライしてみてはいかがでしょうか」
「メディアなし育児のコツ」として、豊玉保育園の「ママ保育士」たちが実行している工夫を紹介しています。
「電源・リモコンは大人が操作する」
「見ていないときはテレビに布を掛ける、スマホやタブレットは見えないところにしまっておく」
「テレビやスマホはどういう時に登場するものかを決めて、特別な存在にする(具合が悪いとき・お休みの日の決まった時間など)」
「家事を一緒にする」
「お出かけの時は絵本や小さいおもちゃを持ち歩く」
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てない4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
【関連記事】
クラスだより・園だよりの書き方&実例集シリーズはこちら!
・12月のおたより実例【豊玉保育園のクラスだより#14】
・0歳児クラスのおたより実例<12月>【豊玉保育園のクラスだより】
・1歳児クラスのおたより実例<12月>【豊玉保育園のクラスだより】
・2歳児クラスのおたより実例<12月>【豊玉保育園のクラスだより】
・3歳児クラスのおたより実例<12月>【豊玉保育園のクラスだより】
・4歳児クラスのおたより実例<12月>【豊玉保育園のクラスだより】
・5歳児クラスのおたより実例<12月>【豊玉保育園のクラスだより】
・11月のおたより実例【豊玉保育園のクラスだより#13】
・1歳児クラスのおたより実例<11月>【豊玉保育園のクラスだより】
・0歳児クラスのおたより実例<11月>【豊玉保育園のクラスだより】
>>もっと見る