5歳児クラスのおたより実例<12月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
エピソードに臨場感が増す小ワザ~擬態語で五感を表現する
このおたよりを書いた2023年は、秋になっても記録的に暑い日々が続いた年でした。11月には秋の深まりを感じられる日もあり、オノマトペを効果的に使った読みやすい文章で、秋の保育のエピソードを保護者に伝えています。
「季節外れの暑さが続いていたかと思えば、グッと朝晩の気温が下がり、公園を訪れる度に葉の色の変化に気づいたり木の実をたくさん拾ったりと季節の移り変わりを目で見て、手で触れてたっぷりと感じることができた十一月」
板状の木製積み木で、保育室に大きな木を作りました。
「まだまだ気温が高い日が続いているなかでも、日々変化していく葉の色に気づいた子どもたちから『緑の葉っぱだけじゃなく、黄色の葉っぱも増えてきているよね』という声が聞こえ、白木だけでなくカラー積み木を組み合わせながら、大きな木がほんのり色付いてきました」
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
クラスだよりで伝えたい思い~造形コーナーづくりで大切にしている考え
5歳児保育室にしつらえた造形コーナーは少しずつ改善を重ねてきましたが、11月に全面的な見直しを行ったことを報告しています。子どもの意欲を喚起することにこだわりました。
「子どもたち自身が『遊んでみたい』『これをやってみたい』などとわくわくする環境にできないかと日々考えているなかで、山形の、ある施設の環境を見せていただく機会がありました。私たち自身が『楽しそう♪』とわくわくするものばかりでした。そこで、4月から少しずつ変化をさせている造形のコーナーをリニューアルしました」
「毛糸や自然物、折り紙、その他さまざまな素材が子どもたちの目線の高さに合い、より手に届きやすくなりました!」
「クラスだけでなく、周りの力も借りながら、さらに遊び込める環境を…と今後も工夫していきたいと思います」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てない4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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