キーワードから探る保育の奥深さ《第5講》テーマ:10の姿②(講師:汐見稔幸)セミナー映像〈約50分〉

汐見稔幸先生による全12回のオンライン講座です。各回ごとのキーワードを入り口に、保育者として理解しておきたい保育の根本を探ります。第5講のキーワードは前回に続いて「10の姿」を取り上げます。

保育の世界で注目を集める「10の姿」。でも、その意味するところや活用方法について、確信を持って語れる保育者は果たしてどれだけいるでしょうか。

前回の講義では、「10の姿」が幼保小接続の強化と2030年以降の社会を見据えた子どもの資質・能力育成という2つの背景から生まれたことが明らかにされました。では、保育の中でこれらの力をどのように育んでいけばよいのでしょうか。どのような保育者の姿勢が求められるのでしょうか。

本講演を通じて、「10の姿」という言葉の背景にある深い意味と、これからの社会を生きる子どもたちに必要な資質・能力を育むための保育の在り方について学ぶことができます。保育に携わる全ての人に、ぜひ視聴をおすすめしたい講演です。

※2022年6月17日に行った「小学館せんせいゼミナール」オンラインセミナーの録画より、前半の講義部分を切り出して構成しました。

お話のトピック

  • 「10の姿」を理解する上での重要な視点
  • これからの社会を生きる子どもたちに必要な力
  • 4Cの教育とSTEAM教育
  • 保育の中で4Cを育むために
  • 保育における個と共同性の尊重
  • 保育者に求められる視点

講師:汐見稔幸(しおみ・としゆき)
1947年大阪府生まれ。東京大学名誉教授、元白梅学園大学及び白梅学園短期大学学長。専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。

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