絵の具・水性ペンで簡単! 紙染め遊び
絵の具や水性ペンを使って、紙を染めて遊びましょう。染めるための紙は、障子紙がおすすめ。適当なサイズに切って使います。
染めた紙は、世界に一枚のオリジナルペーパー。そのまま飾ってもよし、製作に活用してもよし。
簡単に取り組める、4種類の染め方をご紹介します。
プラン・制作/尾田芳子
目次
開いてびっくり! 思いがけない模様を楽しむ「たたみ染め」
紙をたたんで染めることで、幾何学的な、おもしろい模様ができます。
用意するもの 障子紙、絵の具
三角にたたむ
たたんだ障子紙の角が3つできるので、3色の絵の具を使って染めてみましょう。
よく乾かして、出来上がり!
四角にたたむ
たたんだ障子紙の角が4つできるので、4色の絵の具を使って染めてみましょう。
よく乾かして、出来上がり!
そのほか、じゃばらに細長くたたむなど、たたみ方、絵の具の浸し方し具合でいろんな模様ができます。きちんとたたまなくても、おもしろく仕上がりますよ!
色ムラも素敵な模様になる「丸め染め」
紙をくしゃくしゃ丸めて、絵の具につける丸め染め。染まる濃さが部分的に違っていたり、染まっていない部分があっても、それが「味」になります。
よく乾かして、出来上がり!
4の工程のとき、違う色の絵の具水に浸して2色染め、3色染めにしてもOK。複数の色を使う場合は、色と色の重なりやにじみ具合も、素敵な味になります。
水性ペンのにじみを楽しむ「にじみ染め」
水性ペンで描いた絵や線を、水でにじませてみましょう。霧吹きで水を吹きかけるのも楽しいし、じわじわとインクがにじんでいくのも楽しい!
用意するもの 障子紙、水性ペン、霧吹き(水を入れる)
よく乾かして、出来上がり!
しっかり描いた絵も、にじませると違うイメージになって不思議! いろいろと試してみましょう。
水性ペンで描いた5本の小さな花が…
霧吹きでたっぷり水をかけると…
インクがにじんで、大きな花みたいになった!
絵の具のにじみを楽しむ「垂らし染め」
絵の具のにじみを楽しむ場合は、最初に紙を濡らしておくのがポイント。濡らした紙に、スポイトや筆を使って絵の具を垂らしていきます。
用意するもの 障子紙、絵の具、霧吹き(水を入れる)、スポイト(または筆)
よく乾かして、出来上がり!
にじみがあまり広がらないときは、さらに霧吹きで水を吹きかけてみましょう。
「にじみ染め」「垂らし染め」は水分量がカギ!
「にじみ染め」「垂らし染め」は、水分量によってにじみ具合も変わります。ビニールシートなどの上に直接障子紙を置いて染める(①)、新聞紙などの上に障子紙を置いて染める(②)など、それぞれにじみ方を比べてみてもいいでしょう。
染まり具合、にじみ具合、色の組み合わせ…。同じ色を使っていても、まったく同じにならないのが染め遊びのおもしろさ。子どもたちと一緒に、いろいろ試してみてくださいね。
撮影/藤田修平
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