いろいろな色で楽しく!秋の森を飾ろう
秋が深まると、子どもたちが拾った葉っぱにも、無数の色のグラデーションが見てとれます。色を楽しむ造形で、保育室を秋色に飾りましょう。
目次
好きな「秋の色」で作る どんぐりのぼうし
焦げ茶色、黄土色、赤茶色、いろいろな茶色から好きな色を選んで、どんぐりのぼうしを作りましょう。だいだい色や赤の葉っぱに合わせれば、バランスのよい色調にまとまります。
ぼうしの作り方
ぼうしは、半分に折った画用紙で作ると左右対称になり、ざっくり切ってもそれなりにかっこうがつきます。子どもたちのイメージで、自由に作りましょう。
葉っぱの作り方
全体に散らす小さな葉っぱは、ぼうしを切り取った残りの画用紙を使うとかんたんです。角を落として葉っぱの形に整え、白や灰色のクレヨンで葉脈を描きましょう。
ポタポタお絵描きで作る 彩りの森
筆先にふくらんだ色のしずくが、ぽたりと落ちて布を染め、じわりと広がります。しずくが生み出す造形は、単純ながら子どもたちをとりこにします。にじみ具合や色の重なりを楽しんで、たくさん「ポタポタ」しましょう。
ポタポタ絵の具の遊び方
アトリエ◯◯(アトリエマルマル)
[天野耕太・季子]
2017年に新潟・十日町市でオープンした美術教室。耕太さんはスペインで曲芸を学び、日本全国をパフォーマーとして巡業する。季子さんは美大で彫刻を学んだち、現在は新潟県内の美術館で学芸員として勤務。
文/清水洋美
撮影/茶山浩
『新 幼児と保育』2018年10/11月号より