2歳児クラスのおたより実例<8月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
エピソードに臨場感が増す小ワザ~1文にたくさんの様子を詰め込まない
短い文を重ねてテンポよく、子どもたちの近況を書いています。
「待ちに待った水あそびが始まりました。プール開きでは、みんなが安全に楽しく遊べるように、テープカットを行いました。テープが切れると子どもたちから自然に拍手が沸いていました。
暑さに負けず、子どもたちは全身で水の感触を楽しみ元気に遊んでいます。今月はそんな子どもたちが楽しんでいる夏のあそびをご紹介します」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
クラスだよりで伝えたい思い~保育で大切にしている考えを伝える
水遊びで使う道具について、子どもにとっての意味を解説しながら、微笑ましいエピソードを紹介しています。
「バケツやシャベル、ジョーロの他に霧吹きのスプレーやポンプのボトルもあり、色々な方法で水の感触を楽しんでいます。ボトルを見ると、「リンスみたいだね」と言って、頭をゴシゴシ!それを見た他の子も真似をして「一緒だね」と笑い合っていました。
スプレーやボトルは手や指先を使う遊びにもなり、子どもたちも夢中で楽しんでいます」
菜園で育てたナスやピーマンの収穫を子どもたちと行いました。子どもたちが発した言葉や、昼食で野菜を食べるのが苦手だった子どもが口にしてみるようになったエピソードなどを紹介しながら、野菜を育てる活動が子どもの育ちに与える影響を書いています。
「最初に収穫した野菜は園長に調理してもらいました。ピーマンを切ってみると、お腹の中には種が沢山入っていることや、なすのお腹の中は色が違うことなど、様々な発見があり、子どもたちは驚きの連続でした。目の前で調理されると『いい匂いがするね』とみんなで鼻をクンクンさせてより食べたい気持ちが増しているようでした」
「後日、昼食でなすやピーマンが出ると、『これ前取ったの…?』と以前よりも食材を身近に感じているようでした。野菜が苦手な子も『ちょっと食べてみる』と自ら口にする姿がみられました。少しずつ好きな食材が増えていくよう今後も身近な野菜に触れる体験をしていきたいと思います」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
エピソードに臨場感が増す4つの小ワザ【豊玉保育園のクラスだより#3】
月末に慌てない4つの先回り&時短アイデア【豊玉保育園のクラスだより#4】
協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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