キーワードから探る保育の奥深さ《第7講》テーマ:同僚性(講師:汐見稔幸)セミナー映像〈約50分〉

汐見稔幸先生による全12回のオンライン講座です。各回ごとのキーワードを入り口に、保育者として理解しておきたい保育の根本を探ります。第7講のキーワードは「同僚性」です。

保育の現場で働く皆さん、同僚との関係に悩んだことはありませんか?価値観の違い、保育観のズレ、世代間のギャップ。コミュニケーションの難しさを感じることはありませんか?

汐見稔幸先生による連続講演、第7回のテーマは「同僚性」です。同僚性とは、単なる仲の良さではありません。組織のミッションを理解し、お互いの個性を尊重しながら協力・共同する姿勢を指します。

しかし、昨今の保育現場では、同僚性の構築が難しくなっています。保育者の価値観の多様化、子ども主体の保育への転換、社会の変化。同じ方向を向いて仕事をすることが難しくなっているのです。

そこで、汐見先生が同僚性を築くための具体的な手立てを提案します。幼稚園と保育所の文化の違い、ベテランと若手の保育観のギャップ。これらを乗り越えるためには、どうすればよいのでしょうか。そして全員が主体的に発言できる雰囲気はどうすればつくれるのでしょうか。

同僚性は、一朝一夕では築けません。しかし、汐見先生の講演を聞けば、その重要性と具体的な方法が分かります。保育者一人一人の意識の変容と、組織全体での意識改革。それらを通じて、同僚性を高め、保育の質を上げていく。そのためのヒントが、きっとこの講演にはあるはずです。

保育の質を高めるために、同僚性について学んでみませんか? この汐見先生の講演で、同僚との新たな関係性を築くためのきっかけを掴んでください。

※2022年6月17日に行った「小学館せんせいゼミナール」オンラインセミナーの録画より、前半の講義部分を切り出して構成しました。このセミナーの内容は書籍『新時代の保育のキーワード』(小学館刊)でもお読みいただけます。

お話のトピック

  • 同僚性とは
  • 同僚性が注目される背景
  • 同僚性を築くための手立て
  • 職場の多様性と同僚性
  • 世代間のギャップと同僚性
  • 組織変革と同僚性
  • 会議での同僚性の向上

講師:汐見稔幸(しおみ・としゆき)
1947年大阪府生まれ。東京大学名誉教授、元白梅学園大学及び白梅学園短期大学学長。専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。

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