4歳児クラスのおたより実例<10月>【豊玉保育園のクラスだより】
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クラスだよりで伝えたい思い~保育で大切にしている友達とのかかわり
友達同士がかかわる中で互いに影響しあい、友達がいるから保育園での生活や遊びが楽しくなり、一人ひとりの成長にもつながっていることを、保護者に伝えています。クラスに起こった「三つ編みブーム」、クラスみんなで遊んだ「フルーツバスケット」、そしてクラス内で編成した小グループの活動について書いています。
「ある子が三つ編みが出来るようになったことから始まった遊び。『私もやってみたい』と次々に挑戦する子どもたちが集まります。絵本『まあちゃんのながいかみ』の中に出てくる『三つ編みの女の子みたいだね』などとイメージを共有したり、相談しながら何本も編み上げていました。互いの様子を見て編み方が上達していくだけでなく、友だちとの会話が弾むことでより遊びが楽しくなっているようです。『100本編んだらしっぽ取りのしっぽにしようね』と期待を膨らませています♪
自分の気持ちを説明したり相手の言葉を聞こうとする姿も出てきて、少しずつ友だちの気持ちや違う考えを持っているんだということを感じ始めている子どもたち。子ども同士でゆっくり話す場も大事にしていきたいと思います」
「初めは少人数で行った『フルーツバスケット』。(中略)子ども同士でルールを伝え合い、困っている子を支えたりする姿が見られ、クラスみんなで楽しめるようになってきました。ゲームの中で、一人ひとりが主役となり、またそれをみんなが見守ったり、困っていたら解決策を考えたりする良い機会となっているのを感じます。こういった遊びを通して、クラスみんなで楽しむことや、その中で一人ひとりが認められ自信に繋がるような場や活動の機会を沢山作っていきたいと思います」
「気の合う友だち、クラスのみんな、といった仲間関係とともに、小集団の中で、より友だちの思いや動きに目を向け支え合ったり話し合ったりしながら、子どもたちが『自分たち』で生活や遊びを動かしていく充実感を味わう経験となれば良いなという願いから6,7人ずつの小グループに分けた活動を少しずつ取り入れています。様々な場面でグループの友だちを意識し、声を掛け合ったり集まったりする姿が見られ始め、遊び仲間とは違った友だち関係が広がりつつあります」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
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協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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