幼稚園4歳児|8月の指導計画(月案)2020年度版 ※ダウンロード可

特集
新 幼児と保育《年齢別・月別》指導計画

夏休みで指導計画がない8月は、“創造性を育む”ことに重点を置いた4歳児グループの保育者の取り組み、保護者に情報共有する取り組みを「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」を見通した指導の積み重ねを、研修内容や記録とともにご紹介します。

※PDFデータは小学館の保育専門誌『新 幼児と保育』2020年8/9月号ふろく「2020年度版 指導計画」と同内容です(園児の写真は除く)。PDFデータのダウンロードをご利用の際は小学館IDでのログインが必要です。

“創造性を育む” 〜園内研修と、保護者と情報共有する取り組みから〜

<創造性を育むこと>

急速に変化するこの時代において、これから成長していく子どもたちには、さまざまなことに関心を持ちながら疑問や解決したい課題に対して自らの知識や経験を生かしたり、多様な情報から必要なことを取捨選択して新たな考えを生み出したり、人と力を合わせたりして、乗り越えていくことが必要だと考えています。

本園ではそのために育む力のひとつに“創造性”があると考え、「創造性を育む」ことを教育重点とし、研修を重ねてきました。また、「創造性を育む」ことは、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の多様な視点を総合的に育てていくことにもつながると考えています。
この研修は、園の保育者全員で行いました。年齢ごとの研修グループを作り、それぞれに取り組みの方法を工夫しました。その中で、4歳児クラスの保育者は次のように進めました。

園内研修 〜4歳児グループの保育者の取り組みから〜

研修の方法

以下のことを2か月ごとに実践しました。

1、多様な遊びの場面から「ごっこ遊び」と「積み木遊び」に焦点を絞る。

2、それぞれの場面において「創造的な活動をしている」と、とらえた写真とエピソードを記録する。

3、記録を持ち寄り、共有する。

4、それぞれの記録から、
 1)「創造的であると感じた子どもの姿」
 2)「創造性を育むための保育者の援助」について、具体的に出し合う。

5、持ち寄った記録から、その時期の創造的な子どもの姿をとらえ、育ちをまとめる。

研修の内容と具体的な記録

取り組みの中からふたつの記録を通して、研修の内容を紹介します。ほかの記録の中でとらえた「創造的であると感じた子どもの姿」や「創造性を育むための保育者の援助」と合わせ、時期ごとにまとめました。
(▼ダウンロードするとお読みいただけます)

保護者と情報共有する取り組み

本園の教育や保育をするうえで大切にしていること、育てたい姿などを保護者と共有する機会を大切にしています。「創造的であると感じた子どもの姿」についての研修も、そのひとつとして保護者会で発表したり、ポスターや研修報告書という形でまとめて展示したりしました。
(▼ダウンロードするとお読みいただけます)

▼ダウンロードすると、以下の内容をご覧いただけます

・研修の内容と具体的な記録(記録1、記録2)
・記録用紙の一例
・保護者と情報共有する取り組み 1年の流れ


指導計画PDFダウンロード


協力/武蔵野東第一 ・第二幼稚園(東京・武蔵野市)

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