0歳児クラスのおたより実例<5月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
クラスだよりで伝えたい思い~保育で大切にしている考えや援助の意図
入園から1か月がたち、最初は緊張していた子どもたちが今はのびやかに過ごしている様子を伝えています。特に遊びの環境に込めた思いを、具体的な場面を紹介しながら語っています。0歳児の発達段階を踏まえて解説しているので、家庭での子育てにも役立ちそうです。
「こまを回してキラキラと輝いた時、鏡越しに目があった時、ボールが転がった時等、面白い事、楽しい事があった後は私たち大人と目を合わせて笑顔を見せてくれます。子どもたちのそんな喜びを受け止めて表情豊かに返すことを心がけています」
「歩くまでにたくさん這う経験をしてほしいと考え、壁の低い位置に玩具を取り付けたり、絨毯に埋め込んだりしました。這い這いをする中で子どもたちが自分で見つけ、遊びが広がっていったらと思い環境を考えています」
「目の前の玩具や動くものに手を伸ばしてみる。そんな姿がたくさん見られるようになりました。手で触ってみたり、口に入れてみて感触を確かめています。子どもたちが少しずつ保育園に慣れていく様子でもありとても嬉しい瞬間です」
「遊び終えたものは大人が元の位置に戻すことで『きれいな状態が心地良いな』『自分も同じように戻したいな』という気持ちに繋がると思っています。棚から色々な玩具を出すことも楽しい時期です。子どもたちのさまざまな姿を受け止め、穏やかな関わりを大切にしています」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
クラスだよりで伝えたい思い~保護者に寄り添う気持ち
4月に行われた保護者会への参加に感謝を述べる言葉に続けて、今後も保護者とともに歩む姿勢を示しています。
「入園して1か月が経ち日々たくさんの新しい姿や成長を近くで見守り、子どもたちに寄り添うことが出来てとても幸せです」
「保護者の方とも連絡帳や子どもたちの様子をお伝えする中で、日々の些細な事でも共有しながら、成長と発達を一緒に見守っていきたいと思います」
思いを伝えるテクニック~保護者全員の顔を思い浮かべて
園での生活が始まってまだ1か月の0歳児の保護者にとっては、新しい環境で我が子が楽しく遊べているのかどうかが気になるところだと思います。5月のおたよりにはクラスの12人それぞれの遊ぶ様子の写真を掲載しました。ポットン落としをするときの真剣な表情、保育者に笑いかける満面の笑顔など、子どもたちが楽しんでいることがわかる写真をピックアップしています。
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
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「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
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協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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