２歳児クラスのおたより実例＜４月＞【豊玉保育園のクラスだより】

2024.03.19

クラスだよりで伝えたい思い～保護者に寄り添う気持ち

園からの情報発信だけでなく、保護者のほうからも話しかけやすくなるような気づかいの言葉をかけています。

「保護者の皆様も、園生活やお子さんの姿など、小さなことでもかまいませんので、何かありましたらいつでもお声がけください」

保育室の環境設定について写真を使って解説しながら、保育者がどんな思いを込めてしつらえたのかを伝えています。家庭の子育てにつながるような考え方も書いています。

「遊びの中で『お砂糖と～牛乳と～』など、具体的な料理をイメージして作る姿も見られてきました。子どもたちのあそびの姿に合わせて具材を増やしていきたいと思っています」（ままごと・世話コーナー）

「絵本は『大人が読んであげるもの』また、保育園では『みんなが大切にするもの』という考えのもと、少し高いところに置いています。子どもが『読んで！』と伝えてくれた時に読んであげるようにしています」（絵本コーナー）

協力／練馬区立豊玉保育園（東京・練馬区）
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。０～５歳児、定員130名。

文／佐藤暢子