０歳児クラスのおたより実例＜４月＞【豊玉保育園のクラスだより】

2024.03.16

思いを伝えるテクニック～話し言葉に近いわかりやすい言葉で

初めて園生活を迎える子どもの保護者に寄り添い、「安心してお任せください！」という気持ちをやわらかい言葉で伝えています。

「子どもたちと一緒に過ごす日々を、職員一同心待ちにしていました」

「子どもたちにとっては『はじめて』がいっぱいの保育園。豊玉保育園が昼間のおうちのように、暖かく心地よい場所となり、心から安心できるよう、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら丁寧に関わっていきたいと思います」

保育室の環境設定について写真を使って解説しながら、保育者がどんな思いを込めてしつらえたのかを伝えています。

「いつも同じ大人と食事をすることで安心して気持ちよく食べられるような雰囲気も大切にしていきます」（食事コーナー）

「羞恥心を大切に育てていくために回りから見えないようになっています。おむつ替えも１対１で子どもと大人のコミュニケーションができる時間として大切にしていきます」（おむつ替えコーナー）

「上を向いて過ごすことが多い低月齢の子どもが安心できるよう、天がいを使用し、天井を低くしています。様々な発達段階の子どもがいる中でも安全に遊びを保障できるよう、コーナーを区切っています」（産休明けコーナー）

協力／練馬区立豊玉保育園（東京・練馬区）
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。０～５歳児、定員130名。

文／佐藤暢子