1歳児クラスのおたより実例<7月>【豊玉保育園のクラスだより】
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目次
思いを伝えるテクニック~話し言葉に近いわかりやすい言葉で
クラスで人気の絵本『ぞうくんのさんぽ』を読んでいたときの、子どもたちの反応について取り上げています。ちょっとくだけた言い回しで書かれていて、読むほうにも感動が伝わってきます。
「お話の最後の方に『うわー』『どっぼーん』と池の中に落っこちるシーンがあるのですが、ある日一緒に見ていたYくんが大人と一緒に『うわー』といい『どっぼーん』という所では自分も転んで池の中に落っこちた様に表現していました!」
「他の子どもたちもそれを真似し、色々な表現をしてくれるようになりました。一人ひとりの違った表現の仕方がとても可愛らしくて、毎日読むのが楽しみになっています!」
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
クラスだよりで伝えたい思い~保育で大切にしている考えや援助の意図
友達に「〇〇貸して」と上手に伝えることができなかった1歳児がいました。子どもの発達段階を踏まえて保育者が行ってきた援助と、その効果について書いています。
「友だちと関わりたい、一緒に遊びたい、という思い、友だちと関わろうとする姿が多くなってきたように感じます。
友だちと関わりたい気持ちの中でも『〇〇貸してほしい』と思う場面での関わり方の成長に驚いています」
「今までは、うまく言葉で表すことが難しく『あ!(使いたい)』と発したり、何も言わずに取ってしまうということが多かったのですが、貸してほしい時には、その都度大人がきもちを汲み取り「かーしーてー」とその子の代わりに伝えたり、両手を重ね身振りで示したりしてきました。すると、最近になり、少しずつ大人のまねをしたり友だちがやっているのを見て『かして』の気持ちを身振りや言葉で表すことが出来るようになってきました。『かして』『どうぞ』が出来ると、子どもたちはお互いにとても嬉しそうです!」
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
豊玉保育園のおたより作成の考え方をまとめた過去の記事もご覧ください。
「おたよりで伝えたいのは『寄り添う』気持ち」【豊玉保育園のクラスだより#1】
「寄り添う気持ち」が伝わりやすくなる5つのテクニック【豊玉保育園のクラスだより#2】
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協力/練馬区立豊玉保育園(東京・練馬区)
1961年開園、2021年より社会福祉法人高洲福祉会が運営委託。家庭から離れて生活する保育園の場で、子どもたちが不安なく過ごし、主体的に活動できるように真心のこもった丁寧な保育を行うことを大切にしている。0~5歳児、定員130名。
文/佐藤暢子
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